【セミナーレポート】「Microsoft 365(Teams・EMS・AVD)」活用お客様限定セミナー

【お客様限定 参加無料セミナー】9/8(金)オンライン開催
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「Microsoft 365」をより便利に活用いただくために、株式会社ユニックシステムズ 代表取締役社長 中村邦久氏を講師にお迎えし、コミュニケーション(Microsoft Teams)・セキュリティ(Microsoft EMS)・仮想デスクトップ(Microsoft AVD)のテーマで3回に分けてお客様限定セミナーを開催しました。お蔭様で3回とも多数のお申し込みをいただき、急遽定員を増枠しての開催となりました。ご参加いただきまして誠に有難うございました。本記事はセミナーレポートです。本セミナーの動画配信はいたしませんので詳しい情報をお知りになりたい方はフォームよりお気軽にお問い合わせください。
目次
- 解決!「Microsoft Teams」を使いやすくする方法~運用方法でこんなに変わるコミュニケーション~
2023年2月 22日(水)開催 - 40分でわかる「Microsoft 365」のセキュリティ機能~「Microsoft EMS」を導入するメリットとデメリット~
2023年3月 8日(水)開催 - 事例に学ぶ、仮想デスクトップ環境導入の勘所~「Microsoft AVD(Azure Virtual Desktop)」導入事例~
2023年3月17日(金)開催
1.解決!「Microsoft Teams」を使いやすくする方法
~運用方法でこんなに変わるコミュニケーション~
2023年2月 22日(水)開催
【講演1】
解決!「Microsoft Teams」を使いやすくする方法
株式会社ユニックシステムズ 代表取締役社長 中村邦久氏
個別にコミュニケーションツールを用意する必要がなくなる
「Microsoft Teams」で必要に応じて「チャネル」や「チーム」を作成すれば、「Microsoft Teams」内でオンライン会議はもちろんのこと、メッセージのやり取りやリアクション(絵文字・GIF・ステッカー・称賛)も簡単にできますので、チーム・作業・プロジェクトごとにコミュニケーションツールを用意する必要はありません。
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株式会社ユニックシステムズ 代表取締役社長 中村邦久氏 |
また、「SharePoint」や「OneNote」などの「Microsoft 365」アプリケーションを「チーム」に追加することで資料や議事録の共有もできます。スケジュールの入力・通知をOutlookと連携して実施できますので、社内/社外の方との会議・打ち合わせのスケジュール漏れ防止にもつながります。
協力会社など、外部の関係者をチームに招待することで、これまでメールや電話で情報共有していた社外の関係者にも要件の伝達や資料共有ができます。
その他間もなくリリース予定の機能
- チームメンバーでなくても特定のユーザーや外部ユーザーがアクセスできるようにできる「チャネルプライバシー機能」
- 仮想背景を全社で統一する機能
- 録画した動画に企業ロゴ透かしを挿れる機能 ※「Teams Premium(有料)」
チームメンバーを動的管理にも対応
固定されたメンバーでチームを結成(静的管理)するのではなく、特定の条件に合ったユーザーをチームにすること(動的管理)も可能です。メンバーシップの種類を「動的ユーザー」にして、「動的メンバーシップ ルール」を作成すると、条件に合ったユーザーでチームを構成できます。
利用を軌道に乗せるには
システム管理者は、自社内でどのような利用をされているのか分からないため過剰に機能制限をかけてしまうことが往々にしてあります。あまりに多くの制限をかけてしまうと、結果的に誰も利用しないツールになってしまう可能性があります。そこで、どのくらいのユーザーがどのように利用しているのか?チームやチャネルはどのくらいあるのか?について、アプリの使用状況レポート、ユーザーのアクティビティレポートで確認できます。
「Microsoft Teams」ユーザーのアクティビティレポート |
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また、システム管理者が会議機能や絵文字利用、外部共有に制限をかけたり、禁止したりすることも可能ですが、あまりに過剰な制限をかけてしまうと結局誰も使わないツールになってしまいます。そもそも色々な人とコラボレーションして成果を出す、というのが「Microsoft Teams」を利用することの本分ですので、社内外の方のコミュニケーションを活発にして効果測定を実施し、もし何か問題が発生したらその都度制限を検討する、という運用を推奨します。
ポイントをまとめると
- 過剰な機能制限をしない
- 全社チームを活用する
- リアクションを推進する
- 人事総務(入退社・人事異動案内)、経理(精算・入金アナウンス)、情報システム(メンテナンス・Q&A)で活用して、ユーザーが自然に情報を探して活用する流れをつくる
です。
【講演2】
弊社ご提供サービスのご紹介(教育サービス他)
ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社
ソリューション本部 東京営業部 営業3課 係長 柴田英昭
「Microsoft Teams 利活用教育サービス」について
ディーアイエスサービス&ソリューションでサブスクリプションを契約いただいているお客様向けに有償の「Microsoft Teams 利活用教育サービス」をご提供しています(オンライン形式)。
メニューは
- 運用管理偏
- 徹底活用偏
の2種類があります。ひとつずつご説明いたします。
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ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社 ソリューション本部 東京営業部 営業3課 係長 柴田英昭 |
1.運用管理偏
使用する機能の管理、チーム作成ポリシーの管理、使われなくなったチームの管理、レポート・監査ログの確認など「Microsoft Teams」の運用管理についてレクチャーします。
Microsoft Teams 運用管理偏 教育メニュー例
項目 | 内容 |
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使用する機能の管理・制御 | ・使用しない機能の無効化 |
チームの管理・制御 | ・チームの仕組みを理解する ・チームへのメンバー自動追加 (Microsoft 365 動的グループの活用) ・ユーザーの作成制限 ・外部ユーザーの参加 |
チームの作成制御 | ・ユーザーやグループごとに作成できること/できないことを制御 |
ポリシーの設定・運用 | ・チームの有効期限設定 ・グループの有効期限設定 ・チームのアーカイブ |
利用状況の把握 | ・レポート ・監査ログ |
PowerShell を用いた管理 | ・コマンドライン(CLI)を活用した一括設定変更 |
2.徹底活用偏
「Microsoft Teams」の概要から具体的な使い方までレクチャーします。「チーム」と「チャネル」の使い分け、チーム内でのコミュニケーションの取り方、色々な使い方やメリット/デメリットがありますのでシチュエーションごとに解説します。
Microsoft Teams 徹底活用偏 教育メニュー例
項目 | 内容 |
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Teams の概要 | ・Teams でできること、各アプリの説明 |
チームとチャネルの使い分け | ・チームの作成方法 ・シークレットチーム |
チーム内でのコミュニケーション方法 | ・メンション、タグ付け ・リアクション、返信 |
チームの便利機能 | ・タグの活用(関係情報の集約) ・ファイル共有 |
その他アプリの活用術 | ・OneNote、Planner、Forms の活用方法、事例 |
Office アプリケーション活用術 | ・Microsoft 365 Office アプリならではの便利機能 (Excel、Word、PowerPoint) |
スマホでの活用術 | ・スマホを使った Microsoft 365 の活用 |
より詳細な内容は、お客様の「Microsoft Teams」の活用状況や習熟度によって変わって参りますので都度個別相談とさせていただきます。
「Microsoft Teams + PBX連携」
Microsoft Teams + PBX(電話交換機)を連携させることで社内にかかってきた外線電話を在宅勤務中の社員の「Microsoft Teams」に転送することが可能です。導入事例を公開していますので興味のある方はご覧ください。
「Microsoft Teams」と「Power Platform」の連携
ローコードのアプリケーション開発、ワークフロー、データの可視化、チャットボットといった機能は「Microsoft Teams」単体では実現することが難しいので、「Power Platform」と連携させることにより実現できます。
体験アプリ(営業部門向け / 管理部門向け)もご用意していますので興味のある方はお申しつけください。
「DX教育サービス」について
お客様のDX推進を支援するために、「知る」・「理解」・「発想・試行」・「実践のサポート」のサイクルを意識した「DX教育サービス」でプログラムになっています。
ビジネスを変革する組織・人材をつくる「DX教育サービス」 |
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ITシステム部門の方だけでなく、事業部門や経営者の方も含めて全社で取り組んでいただけるような内容です。詳細は「DX教育サービス」のページをご覧ください。
「Microsoft 365」を活用したDX推進については、ディーアイエスサービス&ソリューションにお気軽にお問い合わせください。