「HPE SimpliVity」2ノードからのスモールスタートHCI

マーケットリーダーのHCI製品を信頼の「HPE ProLiant DL380 サーバー」で提供
「HPE SimpliVity」は「HPE ProLiant DLサーバー」をベースとした新世代ハイパーコンバージドシステム(HCI)です。内蔵ディスクによるクラスターを可能とし、共有ストレージが不要で2ノードからのスモールスタートが可能なシンプルな構成です。「高可用性」、圧倒的な「重複排除」・「圧縮」と「秒速バックアップ」を実現します。
仮想化統合
VDI(仮想デスクトップ)
ファイルサーバー
顧客サービス基盤
基幹系統合
TCO削減

新世代ハイパーコンバージドシステム「HPE SimpliVity 380」は、世界で最も売れている「HPE ProLiant DL380 Gen10サーバー」に、先進のソフトウェアデファインドストレージを統合。複雑なIT環境をシンプル&コンパクトに統合し、これまでにないシンプルで扱いやすい仮想化基盤を実現します。ディーアイエスサービス&ソリューションは、マーケットリーダーのHCI製品を信頼の「HPE ProLiant DL380 サーバー」で評価導入から運用に至る全てをワンストップでご提供いたします。
目次

1.課題と対策
ケース1:ビジネスIT基盤の課題
顧客サービス基盤の 安定運用 | 増え続けるデータの対策に 大容量ディスクが必要 | 短納期で自由度の高い 仮想化デスクトップを作りたい |
---|---|---|
ノード障害&ディスク障害に対応しデータロストを防ぐ | 重複を排除・圧縮し容量を削減 | VDIに最適な統合システム |
ケース2:企業が抱えるバックアップの課題
複雑化するシステムを 管理出来る人材が不足 | 増え続けるデータと 運用管理コスト | BCP/DR環境 を作りたい |
---|---|---|
簡単な操作と管理で 誰でもできる仕組み | データは常時削減 バックアップは仮想マシンだけを意識 | 容易なDRサイト構築と 高速な遠隔地バックアップ |
すべて次世代ハイパーコンバージド
「HPE SimpliVity 380」が実現します!
2.製品の特長
2-1.驚異的に優秀なストレージ
重複排除圧縮ベースのデータ管理
一般的なストレージ(HCI)製品 | HPE SimpliVity |
---|---|
重複排除・圧縮が「可能」 | データの管理性を向上させるための機能 |
性能面での懸念あり ボリューム・プール単位でON/OFFを選択 | 性能劣化なし システム全体で常に重複排除・圧縮がされていることで ・容量効率の向上 ・重複排除を利用した秒速バックアップ ・圧縮済差分データ転送のリモートバックアップ を実現 |
「HPE SimpliVity」のバックアップは独立した完全なフルバックアップ
一般的なストレージ(HCI)製品では、特定のVMのバックアップを取得したいのに「”LUN単位での”スナップショットしか取れない」製品があります。「VM単位でスナップショット」が取れる製品もありますが世代が増えると依存関係が煩雑になります。

一般的なストレージ(HCI)製品では、特定のVMのバックアップを取得したいのに「”LUN単位での”スナップショットしか取れない」製品があります。

「VM単位でスナップショット」が取れる製品もありますが世代が増えると依存関係が煩雑になります。
「HPE SimpliVity」のバックアップはスナップショットとは違います。独立したフルバックアップであるため、「仮想マシン単位のバックアップ」が可能。元VMとは ”依存関係のない” 完全なフルバックアップを実現します。

ノード障害からの保護(RAIN)
すべてのデータは、分散ストレージ技術によって、別のサーバーにもレプリカがミラーリングされているため、データが消失したり I/O が停止することはありません。DRS に対応した 「データローカリティー」 機能も搭載しています。

ディスク障害からの保護(RAID)
ハードウェア RAID によって保護されます。障害発生~ディスク交換~リビルド完了に至るまで、全て「ハードウェアRAIDコントローラー」にて対応・収束します。CPUやネットワーク、他ノードへ悪影響は一切及ぼしません。

2-2.徹底的にユーザ目線
「HPE SimpliVity」は本格的なバックアップソフトウェアを標準搭載(vCenter Server統合)、シンプルな操作を実現しています。

- 市販ツールを凌ぐ本格的なバックアップ機能
- 重複排除、圧縮、ゼロ検出、暗号化
- 差分転送型フルバックアップ、など
- RPO:10分(スケジューリング実行の場合)
- RTO:60秒/TB
- 日時/週時等の本格的なスケジューリング
- アプリ静止点確保(VSS)、CLIスクリプティング
- VMセントリック
- 仮想マシンを右クリックして操作を選ぶだけ
- ストレージや LUN を意識せずすべて「仮想マシン単位」で管理
- ファイル単位リストアにも対応
すべての運用管理は「VMware vCenter 純正ツール」から操作できます。

- SimpliVity を一元管理
- SDS ストレージ管理
- 性能監視
- バックアップ
- BCP/DR コントロールなど
- VM セントリック
- すべての管理操作単位はユーザー目線の「仮想マシン」
- vCenter Plugin 実装
- VMware 社のサポートを考慮
「監視」・「通報」も vCenter にリアルタイムで統合されます。


2-3.究極にシンプルなITインフラ
「HPE SimpliVity」は小規模環境や拠点利用・バックアップ用途などでも導入しやすいよう最小2ノード構成から始められます。「vSphere Essentials Plus」も 利用可能です。

2ノード構成ではクロスケーブルを用いることで10G スイッチも必要ありません。

CPU や RAM が不足状態の場合、汎用サーバを「HCI コンピュートノード」として増設可能です。
- 「HPE SimpliVity」のほぼ全ての機能を利用可能
- ディスクレスでOK
- 特別な HCI ライセンス不要
- HPE製サーバーでなくてもOK
災害時の管理者操作を自動化する「Rapid DR」
BCP/DR対策として災害時の管理者操作を自動化するツールが「Rapid DR」です。「Rapid DR」により、災害発生時にはリカバリサイトの仮想マシンを自動的に且つ迅速に再起動を行い仮想化環境を復元できます。
本番環境として常時運用する「プライマリ環境」と災害時に稼働を想定している「セカンダリ環境」の2拠点間のフェイルオーバー/フェイルバックについて、簡単にシミュレーションやテストも可能です。

- BCP/DR ワークフローの生成
- 起動順序やグルーピングの計画
- シミレーション、テスト実行
- 災害時の管理者操作を自動化
- 適切な順序での仮想マシン起動
- IPアドレスの書き換え
- 復旧後のフェイルバック
- シンプルな操作
- 「HPE SimpliVity」のために一から開発
- 「HPE SimpliVity」のストレージ機能と連携