Microsoft 365

三島正裕のOffice 365徹底活用コラムPower Apps編 「Power Appsでプリンタートナーの在庫管理をする」

6.ギャラリーに更新ボタンを設定する

一覧画面のギャラリーに更新ボタンを設定します。更新ボタンは挿入メニューからボタンを選択します。更新ボタンにはNavigate関数を設定してScreen2に移動するようにします。NewForm関数は指定したフォームを新規入力モードにすることが出来ます。ここでは、Screen2に設置した編集フォームを新規入力モードにするよう設定しています。

7.アラートメールを設定する

トナーの在庫が2以下になったときにアラートメールが管理者に送られるよう設定します。メールを送信出来るようにするには、データソースにメールを追加します。続いて、更新ボタンにIf文を追加して在庫が2以下の場合という条件を設定します。ここでフォーム内の在庫数を一度フォーム外のラベルZaikoCntに表示させていることに注意をして下さい。ボタンの動作に直接参照することが出来ませんでしたので、一度ラベルに表示をしてから、その値を取得してIf文の条件式に入れているということをしています。

アラートメールを送信するにはメール関数を使います。メール.SendMailと入力し、続いてカッコ内に送信先メール、タイトル、本文を設定します。プリンターとトナーはGalley1で選択したデータの情報を取得してセットしています。トナーは番号で取得していますのでSwitch関数でトナー名を設定することを忘れないでください。

8.アプリのレイアウトを整える

最後にアプリのレイアウトを整えます。下図に私の作成したアプリの作成例を載せておきますので、宜しければ参考にして下さい。追加したコンテンツとしては背景に写真を入れたタイトルの追加。プリンターの検索フォーム、ギャラリーのタイトル列です。編集フォームにある管理番号や機種名は入力の必要がありませんのでDisplayModeをViewに設定して編集不可にしてあります。

9.動作確認をする

アプリが完成しましたら動作確認をします。一覧画面でトナーの在庫情報を変更するデータを選択して更新ボタンを押下します。編集画面でトナーの購入数、または使用数を入力して更新

ボタンを押します。在庫数が2以下のときにメールが送信されていればOKです。

10.おわりに

プリンタートナーの在庫管理アプリ作成は如何だったでしょうか。実は今回のコラムを書いたきっかけが、年末に大量に印刷物を刷る機会があり、トナーの在庫数がとても気になることがあったからなのですが、Power Appsを使えば思いついたその日に管理アプリを作成することが出来ます。このアプリが業務改善に繋がるかどうかは試してみないとわからないのですが、時間をかけてコーディングしなくても、専用のアプリを購入しなくても、思いついたアイデアを直ぐに現場で試せるのがPower Appsの強みだと思います。ぜひ皆様もトライをしてみて下さい。

2019年もあとわずかになってまいりました。皆様良い年末年始をお過ごしください。「Microsoft Power Apps」につきましてはディーアイエスサービス&ソリューションまでお気軽にお問い合わせください。

それでは来年もお楽しみに。

本コラムは2019年12月時点での情報を基に作成したものです。


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