「Webex by Cisco」~ミーティング、メッセージ、コーリング、ファイル共有を1つのアプリで~
目次
あらゆる場所を仕事場に
働き方、デジタル化の加速により、どこで働いても生産性と質の高い業務ができるハイブリッドな働き方が今求められています。ビデオ会議、ビジネスチャット、通話など、切れ目のない流れるようなコミュニケーションこそ効果的なハイブリッドワークに必要不可欠となります。会議サービスからコラボレーションサービスへ。Cisco の Webexはコラボレーション環境を提供します。
Webex アプリ
「Webex アプリ」は、通話も会議もメッセージもまとめて一つのアプリでできるセキュアな環境を実現します。
機能 | 特徴 |
---|---|
Webex Meetings (会議) | AIを駆使した様々な機能でリアル以上のビデオ会議を実現 |
Webex Messaging (メッセージ) | テキストやファイルを共有しながらチームワークができる、常時接続された環境を実現 |
Webex Calling (通話) | 高品質な音声、映像によるビジネスレベルの通話が可能 |
「Webex アプリ」でミーティング、メッセージ、コーリング、ファイル共有を1つのアプリで実現
Webex Meetings:最新の機能を搭載したオンライン会議プラットフォーム
インターネットを通じて、複数人が参加できるWeb会議を誰でも簡単に開催できます。
最大1,000名参加
直感的な操作性
業界一のセキュリティ
プライバシー保護
AIによる革新的機能
サードパーティ機能
SaaSサービスですので機能が随時拡張されます。最新の機能をいくつか紹介します。
- ノイズ除去機能
AIを活用し周辺ノイズを自動除去します。自分の声だけにフォーカスする「マイボイスオンリー機能」も搭載しています。 - イマーシブシェア
Wexexアプリの機能で、プレゼンターと資料を一画面に合成するよりも臨場感の高いプレゼンが可能になります。 - 多言語サポート
リアルタイム翻訳、機械翻訳した言語を字幕として表示させることが可能です。
Webex Messaging:セキュアな仮想空間で継続的な共同作業を実現
チームと共同作業する際に必要な機能を備えたビジネスチャットツールです。
個別またはグループ宛てにいつでもメッセージを送信できます。また、画像、動画、資料などどんなに大きなファイルも安全なスペースの中に送信でき、チャット内容とともに保存・検索が可能です。
メッセージング機能
- チームで継続的なコミュニケーションを実現
- 画像、動画、資料を共有 デバイスを問わず利用可能
- ハイライト機能や通知機能
- Botを使って仕事を自動化
Webex Calling | クラウドPBXで電話にまつわる業務と運用を柔軟に
Webex Callingは、PBXやサーバーなどの設備を宅内に用意することなく電話機能を利用できるクラウド電話サービスです。スマホやPC、固定電話をセキュアなクラウド環境につなぐだけで、高品質な固定電話番号(0ABJ番号)をご利用いただけます。
※公衆網(PSTN)接続 や PBX機能が必要な場合は、 Webex Calling の有償ライセンスが必要です。
※Webex ベーシック通話(インターネット通話)の場合は、追加費用なしで Webex アプリ ユーザとの通話機能が利用できます。
Webex デバイス
高品質な映像と音声によって臨場感あふれるビデオ会議専用デバイスです。あらゆる場所のリモートコラボレーション機能を集約しています。
- シンプル操作
ワンボタンで会議参加、画面共有ができ簡単に運用が可能 - 相互接続
Microsoft Teams、Google Meet などの会議サービスへワンボタンで参加。カレンダーサービス連携も可能 - USBパススルー
PCとUSB-Cケーブルで接続し、高品質なカメラ、スピーカー、マイクをPCの外部入力として活用が可能
個人デスク&ハイブリッド向け
卓上型モデル
Webex Desk Hub
Webex Desk Mini
Webex Desk
Webex Desk Pro
USBカメラ
Webex Desk Camera
ヘッドセット
300 Series
500 Series
700 Series
Bang & Olufsen Cisco 980
会議スペース向け
コーデック
Webex Room Bar
Webex Room Kit
Webex Room Kit Plus & Pro
一体型モデル
Webex Board Pro
Webex Room Panorama Series
コントロールと周辺機器、モバイル、安全・管理・最適化
コントロール・周辺機器
Webex Room Navigator
Table and Celling Microphones
PTZ Camera
モバイル
アプリケーション
Webex アプリケーション
クラウド統合管理とアナリティクス
Webex Control Hub
Webex ライセンス について
Webex Meeting Named Userライセンス
主催者権限を持つユーザを指名し(Named)、その⼈数分のライセンスをご購⼊いただきます。
標準サービス
- 1会議室あたり最大1000名の参加が可能です。
- SIPビデオ会議端末は200台まで接続が可能です。
- Webex Teams を追加料⾦なしで利⽤可能です。
追加オプション機能
- Webex Webinars(旧Events)
プレゼンや講演資料、映像を視聴者の目の前で 提供するセミナーイベントを実現します。 - Webex Training
トレーニングや研修で、正確な効果測定が可能です。 積極的な質問を引き出す機能が豊富です。 - Webex Support
顧客サポートやヘルプデスクに活用できます。アプリケーションやデスクトップを遠隔共有操作しながらのサポートを実現します。 - Webex Calling
固定電話回線やPBX主装置などの宅内設備不要でご利用いただけるクラウド電話サービス - Webex デバイス登録ライセンス
Webex DeviceをWebexに接続登録します。デバイス1台に1つライセンスが必要になります。
Webex の便利な最新機能
便利な機能①有償オプション「Cisco Webex RTT」
「Cisco Webex RTT(Realtime Translation and Transcription)」とは、「Webex Meetings」と「Webex Webinars(旧Events)」で利用できる「日本語議事録(文字起こし)、多言語自動翻訳、字幕」のオプション機能です。
「Cisco Webex RTT」を使って実現できること
①日本語字幕表示
「音声言語:日本語」→「字幕言語:日本語」に設定すれば、日本語字幕を表示が可能です。遅延が無い高精度な字幕により、聴覚障害者の方も安心してWeb会議に参加することができます。
②議事録
「録画」ボタンを押すだけで会議の議事録を保存できます。従来の「会議の録音」→「文字起こし」の作業の手間が無くなり、議事録・書記担当者の負担が大幅に減少します。※会議終了後に管理者サイト上で確認・編集します。
③パネル文字起こしとハイライト機能
アプリの右側のパネルに会議で話した内容が文字起こしされ、参加者全員が内容を確認できます。会話を聞き逃した場合や会議に遅れて参加した場合も内容を遡ってのキャッチアップが容易にできます。
④リアルタイム多言語翻訳
異言語 → 異言語への翻訳が即時できます。
【音声言語:13言語】 → 【字幕言語:108言語】※2022年2月現在
国際会議や国際イベントを行う場合も、出席者側で自由に言語を選択できますので、ご希望の言語で会議に参加できます。
便利な機能②「Slido(スライド)」:ライブアンケート、Q&A、イベント分析によるWeb会議・オンラインイベント活性化(Cisco Webex標準機能)
どうしても一方通行になりがちなWeb会議やオンラインイベント。そのようなお悩みを双方向コミュニケーションによって解決できるのが「Webex Meetings」と「Webex Webinars(旧Events)」に連携させて利用できる「Slido(スライド)」です。「Slido」は参加者からの質問やアンケート収集を実現することにより、Web会議やオンラインイベントをインタラクティブなものにして活性化できるクラウドサービスです。参加者はメールアドレスなどの個人情報の登録は不要、匿名による投稿も可能です。「Slido」は「Cisco Webex」のライセンスをお持ちであれば標準で利用可能です。
「Slido」が実現する7つのインタラクティブ機能
- 多肢選択(Multiple choice)
選択肢から参加者に回答を選択してもらいます。 - Word クラウド(World cloud)
参加者が回答した最も人気のある回答または含まれる語句を集計して表示します。 - クイズ(Quiz)
ひとつまたは複数の正解がある選択式のクイズを参加者に実施できます。 - 評価(Rating)
星1~10個で参加者が会議やイベントを評価できます。 - 自由テキスト(Open text)
参加者は文字数制限の無い自由入力(テキスト)で回答できる機能です。 - ランキング(Ranking)
複数の項目を参加者が重要度や好みに応じてランクキング(並び替え)回答できる機能です。 - アンケート(Survey)
上記の複数の機能を組み合わせて参加者にアンケート回答してもらう機能です。
「Slido」の制限について(2022年5月時点)
- エンドツーエンド暗号化(E2EE) ミーティング は未サポートです。
- ブレイクアウトセッション(参加者を小さなグループに分ける機能)は未サポートです。
- Webexアプリの「スペースミーティング」は未サポートです。
- 主催者はデスクトップアプリを利用してSlido を立ち上げる必要があります。参加者はデスクトップアプリ、モバイルアプリ、Web アプリのいずれでも利用可能です。
- 主催者は英語のみ利用可能です。参加者は設定により日本語の利用も可能です。
詳細については「Webex ヘルプセンター」のページもご覧ください。
コンパクトなのに高性能「Webex Room Bar」
新しい機種の「Webex Room Bar」をご紹介します。
「Webex Room Bar」の特長
- コンパクトサイズ(幅×高さ×奥行:534×82×64mm/重量:1.5kg)
- カメラに近い席の人もしっかり映る広角カメラ(水平視野角120°/垂直視野角95°)
- デジタル5倍ズーム、デュアルスクリーン、外付けマイク対応
により、小規模会議室や共有スペース、中規模会議室でも利用可能です。
また、「Webex Room Bar」は、
「Webex Room Kit Plus」のスピーカートラック機能(話者追尾)
発言者の位置を認識して自動的にズーム、表情が伝わりやすい
「Webex Room Kit Mini(小規模会議室用デバイスの旧モデル)」の
USBパススルー機能
USB-Cケーブルでパソコンと接続すれば、Cisco 以外のWeb会議サービスでも「Webex Room Bar」のカメラやマイクを利用可能
という特長があります。
Cisco以外のWeb会議ツールへの接続
社内の会議は「Microsoft Teams」、取引先とのWeb会議やWebinar(Webセミナー)は「Cisco Webex」といった具合に、複数のWeb会議ツールを使い分けられている方も多いかと思います。「Webex Devices」は、機能アップデートにより「Microsoft Teams」や「Google Meet」への接続も可能になりました。いくつかの接続方法がありますが、「WebRTC」という方法によって標準機能で簡単に「Microsoft Teams」の会議に参加できます。
「WebRTC」による「Ciwco Webex Devices」と「Microsoft Teams」の接続
WebRTC(Web Real-Time Communication)
Webブラウザ間で音声やビデオデータなどをリアルタイムでやり取りする際に用いられる技術
「Webex Devices」 から「Microsoft Teams」会議への参加までの流れ
- 「Webex Devices」 を1ユーザと見立てて招待メールを送信
- 招待メールを受け取った「Webex Devices」が招待メールに記された会議URLを読み取り、タッチパネルデバイス「Webex Room Navigator」に「Microsoft Teams」会議への参加ボタンを表示
あとは会議当日、
- 会議室やハドルスペースなどに行く
- 部屋に設置されたタッチパネル端末「Webex Room Navigator」の参加ボタンを押す
- 会議スタート
会議室に行く
参加ボタンを押す
会議スタート
という流れになります。
このように、1つのボタンを押すだけで様々なミーティングに参加できる環境を「OBTP(One Button To Push)」と言います。「Cisco Webex」は、Cisco の会議ツールだけでなく、Cisco以外のWeb会議ツールと連携して「OBTP」を実現します。
コラボレーションプラットフォーム「Webex by Cisco」につきましては、導入実績豊富なディーアイエスサービス&ソリューションにご依頼ください。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
Cisco Webex Named User 約款については下記URLよりご確認ください。
https://asset.lmsg.jp/pdf/web/viewer?t=21834&f=TermsAndConditions_CiscoWebexNamedUser20220118.pdf_lfpdf