スマホをかざすだけで、伝わる体験へ。アプリ不要のWebARプラットフォーム「MyWebAR」

スマートフォンの普及により、企業には商品・サービスの魅力を直感的に伝える工夫が求められています。その手段として注目されているのが、現実空間にデジタル情報を重ねて表示できるARです。販促、観光、教育、イベントなどの現場で、ユーザーに「見る」だけでなく「体験する」接点を提供できます。一方で、従来のAR施策では、専用アプリの導入や開発・保守の負担が課題になることがあります。本記事では、アプリ不要でAR体験を提供できるWebARプラットフォーム「MyWebAR」について、導入背景、主な特長、活用に向いている企業像を整理します。
1.なぜ今、ARは“見せる施策”から“体験させる施策”へ変わるのか
近年、顧客接点のオンライン化やDXの推進を背景に、企業のマーケティング施策は「情報を届ける」だけでなく、「体験として伝える」ことが重要になっています。
商品を立体的に見せる、観光地でデジタル演出を加える、教材や展示物に動画・3Dモデルを重ねるなど、ARはユーザーの理解や関心を高める手段として注目されています。
しかし、従来のARを活用するには、専用アプリの開発・運用やOSごとの対応、公開後の保守・更新など、導入側に大きな負担が伴います。
また、利用者にもアプリのインストールが求められるケースが多く、イベント会場や店頭、観光地など「その場で体験してもらいたい」場面では、利用開始までの手間が障壁となるという課題がありました。
こうした課題を解決する方法として、URLへのアクセスやQRコードの読み取りだけで、Webブラウザ上からARを体験できるWebARが広がっています。
WebARであればアプリのインストールが不要なため、より多くのユーザーにスムーズな体験を提供できます。
そのWebARを、専門知識がなくても作成・配信・運用しやすくするプラットフォームが「MyWebAR」です。

2.アプリ不要で、AR体験をもっと身近にする「MyWebAR」
「MyWebAR」は、Webブラウザ上でARコンテンツを作成・配信・体験できるWebARプラットフォームです。専用アプリのインストールは不要で、URLへのアクセスやQRコードの読み取りによって、スマートフォンやタブレットのカメラを通じたAR体験を提供できます。
画像や動画、3Dモデルなどの素材を活用し、商品パッケージ、カタログ、展示会、観光、教育など、さまざまなシーンでデジタル情報を現実空間に重ねて表示できます。これにより、従来の紙面やWebページだけでは伝えきれなかった情報を、より直感的で印象に残る体験として届けることが可能です。

3.MyWebARで広がる、顧客体験の新しいつくり方
- ① インストールの壁をなくし、その場で体験へつなげる
-
AR施策でまず課題になりやすいのが、ユーザーに体験してもらうまでの導線です。
専用アプリのインストールが必要な場合、興味を持ったユーザーでも途中で離脱してしまう可能性があります。
「MyWebAR」はWebブラウザ上で動作するため、ユーザーはQRコードの読み取りやURLへのアクセスだけでAR体験を開始できます。
イベント会場や店頭、観光地など、その場で体験してもらいたいシーンで導入しやすい点が特長です。 - ② 専門知識がなくても、施策に合わせてARをつくる・変える
-
ARを継続的に活用するには、コンテンツを作成して終わりではなく、施策に合わせて更新していく運用が必要です。
「MyWebAR」では、管理画面上で3Dモデル、画像、動画、音楽などの素材を配置しながらARコンテンツを作成できます。
専門的な開発作業を抑えられるため、マーケティング部門や企画部門でも、施策のスピードに合わせてARコンテンツを展開しやすくなります。

※ARで利用するコンテンツ(3Dモデル、動画、画像、音楽など)は別途ご用意いただく必要があります。
- ③ 商品・空間・人を起点に、伝え方を自由に選べる
-
同じAR施策でも、商品を立体的に見せたい場合、顔にエフェクトを重ねたい場合、画像や空間を起点に情報を表示したい場合など、目的によって適した表現は異なります。
「MyWebAR」では、実空間、フェイスフィルター、QRコード、平面画像、曲面画像、オブジェクト、空間、3Dを対象とした複数のARタイプを利用できます。
販促、観光、教育、イベントなど、活用シーンに合わせて表現方法を選べることが、施策の幅を広げるポイントです。

- ④ 販促から教育・製造現場まで、体験価値を広げる
-
ARの活用先は、特定の業種に限られません。小売では商品の立体表示や試着体験、観光では地域資源のデジタル演出、教育では教材の可視化、製造現場では作業手順や設備情報の表示など、利用目的に応じてさまざまな展開が可能です。
従来の紙面やWebページだけでは伝わりにくい情報を、現実空間と組み合わせて体験として届けられる点が、WebARの大きな価値です。<業種別のMyWebAR活用イメージ>
業種・用途 活用イメージ 適したARタイプの例 小売・EC 商品の3D表示、家具の配置、
眼鏡の試着AR in the Real World
/Face Filters観光・地域プロモーション 文化財・キャラクター・
観光案内のAR化Spatial Tracking
/AR on a Flat Imageイベント・エンタメ 会場演出、記念撮影、
参加型コンテンツFace Filters
/AR in the Real World教育・学習 太陽系、人体、作品、
動画教材の可視化AR on a Flat Image
/AR in the Real World製造・メンテナンス 作業手順、設備情報、
操作説明の表示Object Tracking
/3D Tracking
- ⑤ “見られた体験”を可視化し、次の改善につなげる
-
AR体験は、提供して終わりではなく、どのように利用されたかを確認し、次の施策に反映することが重要です。
「MyWebAR」では、AR体験の閲覧状況を確認し、ユーザーの関心や傾向を把握することで、コンテンツ内容や導線の改善に活用できます。
マーケティング施策としてARを活用するうえで、体験データをもとに改善を進められる点も重要な特長です。

4.小さく始めて、効果を見ながら広げられるプラン設計(プラン体系)
WebARの導入では、利用シーンや想定ユーザー数に応じて、必要な表示回数、ストレージ容量、機能を確認することが重要です。
「MyWebAR」は、年間ライセンス制の複数プランを用意しており、用途に合わせて段階的に導入できます。展示会や店頭販促などの短期利用では表示回数やARタイプを、観光・教育・製造現場などでの継続利用では、更新のしやすさや拡張性を重視して検討できます。
<通常プラン(年額)>
| プラン | Pro | Ultimate | Ultimate Plus | Phygital Marketing |
Enterprise |
|---|---|---|---|---|---|
| 商用利用 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
| 表示可能回数 | 120,000 回/年 | 600,000 回/年 | 850,000 回/年 | 850,000 回/年 | 無制限 |
| 利用可能なストレージ | 1GB | 5GB | 10GB | 10GB | 無制限 |
| 利用可能なプロジェクト | 50プロジェクト | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| Custom WebAR Domains |
1ドメイン | 1ドメインスロット 別途追加可能 |
1ドメインスロット 別途追加可能 |
1ドメインスロット 別途追加可能 |
無制限 |
| PRO Editor | ✘ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
| カスタムコードの実行 | ✘ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
| 外部ストレージ対応 | ✘ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
なお、最適なプランは利用目的や想定アクセス数、必要なAR表現によって変わるため、具体的な価格やプラン詳細については、弊社までお問い合わせください。

5.こんな課題に、MyWebARという選択肢
「MyWebAR」は、ARを単なる演出としてではなく、顧客接点を強化するための施策として活用したい企業に適しています。
特に、商品やサービスの魅力をより直感的に伝えたい、イベントや店頭での体験率を高めたい、社内でARコンテンツを継続的に運用したいといった課題を持つ企業にとって、有効な選択肢となります。
- ●印象に残る顧客体験で、競合との差別化を図りたい
-
紙のカタログやWeb動画だけでは商品・サービスの魅力が伝わりきらず、他社との差別化に苦戦している企業に適しています。「MyWebAR」を活用することで、ユーザーが「見る」だけでなく「触れて体験できる」デジタル施策を実現し、記憶に残る顧客体験づくりを支援します。
- ●ARを試したいが、開発コストや期間がネックになっている
-
専用アプリの開発では、開発費用や期間に加え、OSごとの対応や公開後の保守・更新も必要となり、着手のハードルが高くなりがちです。「MyWebAR」では、ノーコードでのコンテンツ作成やWebブラウザベースでの配信により、開発負担を抑えながらスピーディーにAR施策を始められます。
- ●専門人材に頼りきらず、自社でAR施策を動かしたい
-
ARコンテンツを内製化したくても、3Dモデリングやプログラミングの専門人材が不足しているケースは少なくありません。「MyWebAR」は、直感的な操作画面と豊富なテンプレートを備えているため、専門知識がない担当者でもARコンテンツの作成・更新に取り組めます。
- ●アプリ不要で、イベントや店頭の体験率を高めたい
-
イベント会場や店頭、観光地など「その場で気軽に体験してもらう」シーンでは、アプリインストールが心理的ハードルとなり、参加率・体験率が伸び悩むことがあります。「MyWebAR」はQRコードやURLからブラウザで直接AR体験を開始できるため、アプリ不要で幅広いユーザーにリーチできます。
- ●既存のWebARを見直し、継続活用できる基盤へ移行したい
-
現在利用しているWebARサービスの終了や仕様変更などをきっかけに、コンテンツの移行先や新たな制作・配信環境を検討している企業にも適しています。「MyWebAR」では、今後のAR施策を継続するための新たなWebAR環境として活用を検討できます。
このように「MyWebAR」は、アプリ不要の手軽さと、ノーコードで運用しやすい仕組みを組み合わせることで、AR施策をより現実的に取り入れやすくするプラットフォームです。顧客接点の強化や新しい体験価値の提供を検討されている企業は、ぜひ「MyWebAR」の活用をご検討ください。
導入に関するご相談は、ディーアイエスサービス&ソリューションまでお気軽にお問い合わせください。



