従業員の“困った”を見える化し、IT部門の先回り対応を支援するDEXプラットフォーム

テレワークやクラウドサービスの普及により、従業員が利用するIT環境は複雑化しています。端末やネットワーク、業務アプリケーションの不調は、従業員の生産性低下やヘルプデスク負荷の増大につながります。本記事では、従業員のデジタル体験を可視化し、問題の早期発見・改善を支援するDEXプラットフォーム「Nexthink」について、必要とされる背景や主な特徴、導入をおすすめしたい企業像をわかりやすく解説します。
1. 「Nexthink」が必要な背景
テレワークやハイブリッドワークの定着、クラウドサービスやSaaSアプリケーションの普及により、従業員が利用するIT環境は多様化しています。PC、ネットワーク、Web会議ツール、業務アプリケーション、VDIなど、日々利用するデジタルツールは増え続けています。
その一方で、アプリケーションの遅延やクラッシュ、ネットワークの不安定さといったITトラブルは、従業員の業務効率に直接影響します。しかし、従業員が不便を感じていても、必ずしもヘルプデスクへ問い合わせるとは限りません。結果として、IT部門は「実際にどこで、誰が、何に困っているのか」を把握しにくい状況が生まれています。
そのため、これからのIT運用には、問い合わせを受けてから対応するだけでなく、従業員のデジタル体験を継続的に把握し、問題の兆候を早期に検知・改善する仕組みが求められます。こうした考え方として注目されているのが、DEX(Digital Employee Experience:従業員のデジタル体験)です。
<IT環境の複雑化とDEXの必要性>

2. 「Nexthink」とは
「Nexthink」は、従業員のIT体験をリアルタイムで可視化・診断し、改善につなげるAIを活用したSaaS型のDEXプラットフォームです。端末、アプリケーション、ネットワークなどの利用状況を統合的に分析し、従業員が快適に働けるデジタル環境づくりを支援します。
端末にエージェントを導入することで、社内・社外を問わず従業員の利用環境を把握できます。また、業界別のベンチマークデータやDEXスコアを活用することで、自社のデジタル体験を客観的に評価し、改善すべき領域を明確にできます。「DeCYFIR」の最大の特徴は、“敵を知る”と“敵から見える自分を知る”をワンプラットフォームで統合的に実現する点にあります。
<Nexthink Infinity アーキテクチャー(全体像)>

3. 「Nexthink」の主な特徴
- ① “見えない不調”を把握するエンドポイント可視化
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Windows、Mac、VDI、モバイル端末などから、デバイス性能、アプリケーションの動作状況、ネットワーク品質などのデータをリアルタイムで収集します。従業員から問い合わせが上がる前に、端末の遅延やアプリケーション不具合などの兆候を把握し、早期対応につなげることができます。
<Nexthinkが収集するデータのイメージ>

- ② AIによる原因分析と改善アクションの提示
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収集したデータをもとに、AIが根本原因の分析を支援し、次に取るべきアクションを提示します。感覚的な判断ではなく、データに基づいて改善優先度を決められるため、IT部門は限られたリソースを効果的に活用できます。
<DEXスコア ダッシュボード(イメージ)>

- ③ 自動修復により、問い合わせ対応を効率化
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診断結果に基づき、ワークフローやリモートアクションを通じて問題を自動または半自動で修復します。ディスク容量の確保、不要プロセスの停止、セキュリティエージェントの再起動など、従来は手作業で行っていた対応を効率化し、ヘルプデスクの負荷軽減に寄与します。
- ④ 従業員の声を収集する双方向コミュニケーション
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対象を絞ったポップアップ通知やアンケート配信により、従業員の声をリアルタイムで収集できます。システムデータだけでは把握しにくい不満やニーズを可視化し、IT施策の改善や新しいツール導入時の定着支援に活用できます。
<従業員へのポップアップ通知・アンケート配信(イメージ)>

- ⑤ パーソナルITエージェントによる自己解決支援
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パーソナルITエージェント「Nexthink Spark」は、従業員向けに提供される会話型ITサポート機能です。従業員からの問い合わせに自動で対応し、自己解決や迅速な解決を支援します。これにより、サービスデスクへの問い合わせチケット削減にもつながります。
4. こんな企業におすすめです
「Nexthink」は、従業員のIT環境を見える化し、トラブルの予兆把握や先回り対応を実現したい企業に適したプラットフォームです。特に、次のような課題をお持ちの企業様におすすめです。
- ●従業員の満足度や生産性を、IT面から高めたい企業
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PCの動作遅延、アプリケーションの不具合、ネットワークの不安定さといった小さな不満は、日々の業務効率に大きく影響します。「Nexthink」は、従業員が声を上げる前に問題の兆候を把握し、快適なデジタルワーク環境づくりを支援します。
「Nexthink」は、問い合わせを受けてから対応する従来型のIT運用から、従業員のデジタル体験を可視化し、問題を先回りして改善する運用への転換を支援します。IT部門の運用負荷を軽減しながら、従業員がより快適に働ける環境づくりに貢献します。
- ●問い合わせ対応に追われ、IT部門の負荷を軽減したい企業
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ヘルプデスクへの問い合わせが増え、限られた人員では対応が追いつかない企業に適しています。問い合わせ内容の傾向を把握し、自動修復や自己解決支援につなげることで、IT部門の負荷軽減を支援します。
- ●テレワーク環境でも、従業員のIT環境を把握したい企業
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オフィス外で働く従業員の端末状態やネットワーク品質は、従来の運用では見えにくい場合があります。「Nexthink」を活用することで、働く場所を問わずデジタル環境を可視化し、問題の早期発見につなげられます。
- ●PCやアプリケーションの利用状況を把握し、IT投資を最適化したい企業
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ソフトウェアライセンスやデバイスの利用実態を把握できていないと、不要なコストやリソース不足につながることがあります。「Nexthink」では、端末・アプリケーション・ネットワークの利用状況をデータで確認できるため、IT投資やライセンス管理の見直しに役立ちます。
- ●新しいシステムやツールの導入効果を、数値で確認したい企業
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新しいPC、業務アプリケーション、セキュリティ製品、ネットワーク環境を導入しても、従業員の体験がどの程度改善されたかを把握するのは簡単ではありません。
「Nexthink」では、DEXスコアやベンチマークを活用し、導入前後の変化を定量的に確認できます。
従業員のデジタル体験を可視化し、IT部門の負荷軽減や生産性向上を実現したい企業は、ぜひ「Nexthink」の活用をご検討ください。導入に関するご相談は、ディーアイエスサービス&ソリューションまでお気軽にお問い合わせください。



