メールとコラボレーションアプリのセキュリティ対策「Check Point Harmony Email & Collaboration」とは

目次
1.Check Point 「Harmony Email & Collaboration」が必要な背景
日本国内におけるランサムウェア被害は、大企業に限らず中堅・中小企業(SMB)にも大幅に拡大しており、業種を問わず波及し、事業継続に対する深刻な脅威となっています。攻撃の起点はメールであることが極めて多く、日本では侵入経路の約99%がメール経由という分析もあります。攻撃者は、フィッシングメールや不正な添付ファイル/リンクを足掛かりに組織内へ初期侵入します。その後、アカウント侵害や横展開、特権アカウントの奪取を経て、暗号化や情報窃取に至るという典型的なサイバーキルチェーンに対してAIを活用し短時間で成立させ、被害の顕在化を加速させます。
さらに、フィッシングメール自体もAIを活用し高度化が進み、日本語の精緻な偽装、QRコードや短縮URLの悪用、ブランド成りすましなどにより、人の目視判断だけでは見抜くことが難しい状況が常態化しています。
ユーザー教育は重要である一方、教育のみでは限界があり、機械学習やNLPによる文脈解析を含む多層防御(メール/添付・URLの動的検査、異常振る舞い検知、アカウント保護、協業ツールまでを対象にした包括的な対策)が不可欠です。
こうした背景から、メールとコラボレーション領域全体を横断的に守り、初期侵入の段階で高精度に遮断できるCheck Point 「Harmony Email & Collaboration」の導入が有効な対策となります。

2.Check Point 「Harmony Email & Collaboration」とは
Check Point 「Harmony Email & Collaboration」 は APIベース のクラウドサービスで、Microsoft Exchange Online/Gmail(Google Workspace)と、SharePoint/OneDrive/Teams/Slack を含む主要なコラボアプリに対して、統合的な脅威防御と DLP を適用します。
対応コラボレーションアプリは OneDrive/SharePoint/Teams/Google Drive/Slack/Dropbox/Box/Citrix ShareFile 等で、各アプリに API 連携 して検査・制御を行います。
3.主な特徴
- ① APIベースのクラウド・アーキテクチャ
- Microsoft Exchange Online/Gmail と主要コラボアプリ(SharePoint/OneDrive/Teams/Slack/Google Drive/Dropbox/Box/Citrix ShareFile 等)に API 連携で保護を適用。MX レコード変更やエージェント導入は不要で、短時間でオンボード可能です。
- ② 配信前(インライン)+配信後の多層防御
- 配信前にスキャンして隔離するモード、配信後に検知・隔離するモード、可視化中心の3つのモードがあり、用途に応じて組み合わせ、受信・内部・送信のすべてを対象にできます(配信後の削除・修復にも対応)。
- ③ 高度な AI/NLP による本文・URL・添付の解析
- 自然言語処理(NLP)と機械学習により、日本語フィッシングや巧妙な偽装も高精度に検出。業界リーダーとしての高い検知率と評価を獲得しています。
- ④ ゼロデイ対策:サンドボックス/CDR(無害化)
- 未知のマルウェアを動的解析し、添付ファイルは CDR で安全な形に再構成して配送。ゼロデイリスクを受信前後で低減します。
- ⑤ クリックタイム保護
- リンクを書き換え、クリック時点で URL を再評価し、悪性サイトやダウンロードリンクへの遷移を阻止します。
- ⑥ アカウント乗っ取り(ATO)検知
- ログイン/通信の振る舞いを学習する異常検知で ATO を早期発見し、自動ブロックや管理者アクションで被害を防ぎます。
- ⑦ コラボアプリ横断の保護と Shadow IT 検知
- OneDrive/SharePoint/Teams/Slack などのファイル/メッセージをマルウェア・DLPの観点で検査。メールから露見する未承認 SaaS の利用も Shadow IT として把握できます。

4.ライセンスについて
Email & CollaborationのライセンスはEメールのみを対象にするプランと、Eメールとコラボレーションアプリを対象とするプランの2種類に分かれます。また、それぞれのプラン毎に利用可能な機能に応じて2つのグレードが存在します。

「Harmony Email & Collaboration」プランは、 Email プラン機能に加えて「Microsoft 365」や「Google Workspace」をはじめ、あらゆるコラボレーション アプリとファイル共有アプリを包括的に保護する製品です。
5.サポートについて
弊社から「Harmony Email & Collaboration」をご購入頂いたお客様にサポートを提供いたします。
- 対応方法:
- Eメール(サポート依頼はDISサポートポータルから実施)
- 受付対応時間:
- 弊社営業日 9:00 – 17:00
- 対応内容:
- 契約状況の確認、マニュアル記載内容の確認、メーカーエスカレーション対応
※利用環境下での設定方法の確認、検証作業はサポート対象外となります。
※回答はベストエフォートにて行います。回答期日のご指定はできませんのでご了承ください。



