セキュリティ強化

サイバー攻撃に遭ってしまうと、システム復旧費、システム復旧までの作業の人件費、顧客・関係者への謝罪コストなど莫大な費用が
かかってしまいます。セキュリティ対策を強化して未然に防いだり被害を最小限に食い止めたりする事前のセキュリティ強化が重要です。

PC遠隔操作によるリモートサポート   「LANSCOPE リモートデスクトップ」 

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目次


「LANSCOPE リモートデスクトップ」とは?
「テレワーク社員」から「システム管理者」への問合せ対応に手間と時間が発生

コロナ禍により、テレワーク社員・遠隔地の拠点(地方拠点やサテライトオフィスなど)・情報システム部門がお互いに直接会う(あるいは出向く)機会が減り、十分な対応ができなくなるケースが増えています。また、近年増加している自然災害や公共交通機関の乱れなどによっても同様の事象が起きる頻度・可能性が高まっています。

テレワーク対応で対応業務が増加
「テレワーク社員」から「システム管理者」への問合せ対応に手間と時間が発生
遠隔地の拠点
(システム担当者不在/無人)
テレワーク社員情報システム部門
現地の機器メンテナンス(OSやセキュリティ対策ソフトのバージョンアップなど)が行われていない




・ソフトウェアのインストールができない
・VPNがつながらない
・PCの不具合で業務ができない
・情報システム部門の指示を理解できず対応できない

・コロナ禍や自然災害の影響で現地作業が必要なメンテナンスをなかなか実施できない
・テレワークの社員急増により問い合わせの対応でパンク状態
・電話やメールだけでは問い合わせ対応が上手くできない

「LANSCOPE リモートデスクトップ」は、「リモート操作」や「Web会議」の機能を活用いただくことで、ヘルプデスク業務やメンテナンス作業をいつでも、どこからでも可能にします。

「LANSCOPE リモートデスクトップ」の特長

1.多彩な接続方法と高コストパフォーマンスなライセンス体系
・必要なライセンスは同時接続分のみ
・単発の画面共有なら「ワンタイム型」、無人機器や一方通行の支援なら「常駐型」を選択可
・通信はISLの特別回線*1を利用するため、VPNなしでセキュアに接続

*1 「LANSCOPE リモートデスクトップ」は、リモートコントロールソリューションの
 「ISL Online(国内総代理店:株式会社オーシャンブリッジ)」とOEM連携しています

2.画像共有・ファイル転送もできる双方型のリモートデスクトップ
・画面乗っ取り型ではなく、「画面共有」で双方が操作できる双方型
・サポート業務に大活躍するファイル転送も快適に動作

3.シンプルなユーザーインターフェースでマニュアルや研修不要
・初めて使う方でも簡単に利用できる画面設計

「LANSCOPE リモートデスクトップ」機能・ライセンス体系・価格

「LANSCOPE リモートデスクトップ」機能一覧

 W:Windows m:macOS i:iOS A:Android

機能名機能概要WmiA
デスクトップ共有デスクトップ画面の共有
アプリケーション
共有
選択したアプリケーションだけを共有
キーボード&マウス操作キーボードとマウスの操作を相手に委ねる。
ファイル転送ISL インターフェースにドラッグするだけでファイルやフォルダーを転送
ホワイトボード
(書込みツール)
相手の画面にペンツール等で書込み(マーキング)
チャット(テキスト・音声/ ビデオ)テキストチャットでの会話・ウェブカメラとヘッドセットを使用したビデオ通信
画面拡大・縮小・
カラー数変更
PC環境に合わせて画面の拡大縮小、高画質画面から低速接続用の8色設定まで画面カラー数を変更
セッション再接続同じセッションを維持したまま再起動を実行
レコーディングセッション内容を記録した動画データをオペレーターまたはクライアントPC上に保存
ブラック
スクリーンモード
オペレーターの操作内容を一時的にクライアントから見えないようにする
遠隔プリントクライアントPC上のファイルをオペレーターのPCに接続されているプリンターから印刷
Web会議Web上の会議で資料や画像の共有、音声&ビデオチャット(同時1接続につきPC10台まで参加可能)
※1

※1 iOS 9-13(iPadは対応していません)


OS別接続方法対応可否

接続するデバイス
(見る側)
接続方法接続されるデバイス
(見られる側)
「見る側」が
できる操作
Windows & macOSワンタイム接続Windows・macOS操作
iOS・Android閲覧のみ
常駐接続Windows・macOS操作
iOS & Androidワンタイム接続Windows・macOS操作
iOS・Android閲覧のみ
常駐接続Windows・macOS操作


ライセンス体系・価格

「LANSCOPE リモートデスクトップ」のライセンスは、端末数やアカウント数の概念は無く、「同時接続のセッション数」でカウントします。

例えば、管理者5名で管理端末100台でも、同時接続が1セッションであれば必要なライセンス数は1ライセンスだけです。

同時接続数:1→1ライセンスだけ必要
オペレーターアカウントの作成は無制限
リモートアクセス対象端末も無制限
LANSCOPE リモートデスクトップ
powered by ISL Online 年額
定価備考
LANSCOPE リモートデスクトップ powered by ISL Online 年額クラウドライセンス96,000円/セッション・新規/追加購入は1ライセンスから購入が可能です。
・同時接続するセッション数分のライセンスが必要です。
例)同時に3台のデバイスにリモート接続したい場合、3ライセンス購入してください。
・最低利用期間は12か月です。最低利用期間内の解約はできません。
LANSCOPE リモートデスクトップ powered by ISL Online 年額オンプレミスライセンス210,000円/セッション

価格はすべて税抜き価格です。

LANSCOPE リモートデスクトップ
powered by ISL Online 月額
定価備考
LANSCOPE リモートデスクトップ powered by ISL Online 月額クラウドライセンス 8,000円/セッション  ・新規/追加購入は1ライセンスから購入が可能です。
・同時接続するセッション数分のライセンスが必要です。
例)同時に3台のデバイスにリモート接続したい場合、3ライセンス購入してください。
・最低利用期間は6か月です。最低利用期間内の解約はできません。

価格はすべて税抜き価格です。


「LANSCOPE リモートデスクトップ」の機能①
「リモートアクセス」
miA

外部業者によるリモート保守、地方/海外拠点サポート、遠隔地や無人端末のメンテナンスも自席に居ながら対応できます。

ユーザーの端末画面を見ながら、迅速かつ正確なサポートを実現

「LANSCOPE リモートデスクトップ」の機能②
「ブラックスクリーンモード」
miA

管理者・オペレーター側の操作でID/パスワードを入力する場合、ユーザーにその画面を見られたことによってID/パスワードが漏洩してしまう可能性があります。このような場合は、「ブラックスクリーンモード」を利用すれば、一時的にユーザーの端末をブラックスクリーンにすることで操作画面を隠すことができます。

ユーザーに画面を見られることなく操作可能な「ブラックスクリーンモード」

「LANSCOPE リモートデスクトップ」の機能③
「セッション再接続」
miA

管理者・オペレーターがユーザーのパソコン上で再起動を行った場合、手動で接続操作を行うことなく、自動で再接続します。パソコンの再起動が必要な場合や相手側に人が居ない状態でも接続を保持できるため必要な作業を継続できます。

再起動後に自動再セッション接続

「LANSCOPE リモートデスクトップ」の機能④
「モバイル対応」

操作する側

m

操作される側

iA

スマートフォンやタブレットなど、iOS・Androidへのリモートアクセスができるので、デバイスを選ばないヘルプデスクが可能です。

PC・モバイル間のヘルプデスクを実現

「LANSCOPE リモートデスクトップ」の接続方法

ご利用環境によって「ワンタイム」・「常駐接続」の2種類の接続方法からご選択いただけます。

  • モジュールレスですぐに利用できる「ワンタイム」
  • 相手側の操作が不要の「常駐接続」

ワンタイム
BYOD端末やお客様先の機器などプログラムのインストールが難しい場合はこちらを推奨。画面を反転させて遠隔商品説明などに利用可能。
常駐接続
一般的な接続方法。接続先にプログラムのインストールが可能であればこちらを推奨。一度インストールすれば相手先が無人でも利用可能。

「LANSCOPE リモートデスクトップ」のご提供形態

お客様の導入環境によってご選択いただけるよう、「クラウド」・「オンプレミス」のご提供形態をご用意しています。全セッションSSL暗号化通信(詳細は下段参照)のため、インターネットを経由する「クラウド」をご選択いただいた場合でも安心してご利用いただけます。

クラウド
サーバーレスでインターネット経由で接続。素早く簡単にコストを抑えて導入したい場合。
オンプレミス
クローズ環境で利用する場合やセキュリティポリシー上、専用回線やVPN接続が必須の場合。

「LANSCOPE リモートデスクトップ」のセキュリティ

「LANSCOPE リモートデスクトップ」は、全てのセッションSSL暗号化通信を利用し、セッション開始から終了までRSA1024bit / AES256bit / DH鍵共有暗号方式 で暗号化しています。また、中継サーバーに通信データを残さない安心設計です。ユーザーアカウントごとに、MACアドレスや IPアドレスで利用端末を制限することもできます。

中継サーバーに通信データを残さない安心設計でユーザー端末の利用制限も可能

テレワークにも有効なセキュアな通信

「ISL Onlineセッション」内に、RDP*2 / SSH*3 通信を通すことにより、VPN接続無しでファイアウオールやゲートウェイ機器を越える必要がある分断された環境にも接続できます。

セキュアテレワーク
RDP / SSH 通信でトンネリング接続。RDPによる接続なら、出社時と同じような感覚で作業が可能。


セキュアゲートウェイ
企業統合・合併によりネットワーク統合ができていない場合や分断されたネットワーク間で安全に接続可能。

*2 RDP:コンピューターをリモートで使用するためのプロトコル。Remote Desktop Protocol の略。
*3 SSH:リモートシステムへの安全なログインに使用されるプロトコル。Secure Shell の略。    


PC遠隔操作によるリモートサポート「LANSCOPE リモートデスクトップ」の提案・構築はディーアイエスサービス&ソリューションにご用命ください。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。


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